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案件番号
1907231

■案件概要
ショップ内で適正飼育を怠り、多頭飼育崩壊を起こしている

ショップでの居住状態
現在、ケージには回し車、給水器、巣箱が設置されておりません。
1ケージに1匹ずつ飼育されています。
店内で里親募集対象となっていない他の子のケージには巣箱、回し車、給水器が設置されています。

その他報告
ショップ側で繁殖管理を怠り、いわゆる多頭崩壊という状況になっていました。
クロクマ20匹以上、ジャンガリアン15匹以上が里親対象となっていましたが、有志のハムスター飼育者さんのおかげで、
7/27時点でキンクマ5匹、ジャンガリアン3匹にまで減っておりました。
ハムメディアはキンクマとジャンガリアンを2匹ずつの計4匹を引き取り、残りの4匹も同じタイミングで別の里親様にお迎えされました。

該当ペットショップの店長さまがいらっしゃったので直接お話を伺いました。箇条書きで要点のみ記載します。
・今回の多頭崩壊は管理を怠ってしまった故に起こってしまった。
・保健所やハムスター愛好家の方たちから指摘を受け、ペットショップを営む者として管理を見直したいと思った。
・ハムスターに限らず、小鳥なども もっと適切な環境で飼育すべきだと思っている。
・根本的に管理を見直すために、まずは本日から現在お店にいる全てのハムスターを里親に出した。
・子ハムが生まれた母ハムや、妊娠しているハムスターは里親募集していないが、もし子ハムの飼育経験がある方が里親希望されるなら検討する。
・ネットを見て、こうして引き取りに来てくださった方たちやお知り合い方が適切な飼育環境を用意してくださるなら、それが一番良いと思っている。
・ハムスターを今後販売するかは、飼育環境が整えられるかなども含めて再検討する。

お話を伺ったスタッフの主観的な感想になりますが、店長さまは物腰も柔らかく、動物たちのことを想っていらっしゃいました。
ハムスターのオスとメスの判断も的確でした。
本日時点の状況を鑑み、ハムメディアからペットショップおよび店長さまに申し入れなどは行いませんでした。
ハムメディアとしては一定期間置いて、該当ペットショップを再び訪れる予定ですが、当面の問題は解決したと判断いたします。
よって、該当店舗の情報は このページから削除させていただきました。

(2020/01/02追記)
該当店舗を訪れたところ、ハムスターの販売は行っていませんでした。
2020年は子年だったので、容易に販売が再開されているのではと懸念いたしましたが、杞憂に終わりました。
また、販売されていた他の小動物の環境は以前よりも遥かに改善されていました。

店舗情報
店名:解決済みのため伏せさせていただきます。
住所:埼玉県
TEL:
営業時間:
駐車場:あり
その他: