You are currently viewing 『第13回 インターペット ASIA PACIFIC』に参加しました
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案件番号
240404

■案件概要

第13回 インターペット ASIA PACIFIC』へ当団体がビジネス来場を行い、小動物用品のメーカー担当者の方々と意見交換をいたしました。


インターペットとは

インターペットとは、年に2回、東京と大阪で開催されている日本最大級のペットイベントおよびペット見本市です。
東京開催では2024年4月4日~4月7日までの4日間開催されており、初日の4月4日はビジネスデー(一般の方は入場できない日)になります。(昨年の記事はコチラ)
4月5日~4月7日までは一般の方も入場可能な日となっております。
東京開催の会場は例年、東京ビックサイトで行われているようです。

一般的にペット見本市とは、動物の飼育用品の新商品を、各メーカーがブース内で展示および説明、場合によっては販売をしています。
日本で行われるペット見本市の一部には、メーカーが生体を連れてきて展示している場合もありますが、前回および今回のインターペットでは小動物の展示は一切行われておりませんでした。


■展示内容について

インターペットでは家庭で飼育可能な動物全般の飼育用品の展示をしています。
展示ブースの割合的に言うと、犬猫と、その他の動物での比率が8:2くらいの印象を受けました。
しかし、その2割のメーカーはいずれも小動物用の新商品を展示しているので、小動物の飼育者/愛好家の方にとっても一見の価値はあると考えます。
(インターペットの公式ホームページから出展社リストを閲覧し、自身が知っているメーカーが参加予定か事前に確認されるほうが賢明です。会場によっては、小動物用品を取り扱うメーカーの参加数が少ない場合もあります。)


■小動物用品の展示を行っていたメーカー

ここからは、当団体のスタッフが実際に訪れた展示ブースの紹介です。
※いずれの写真も、撮影前にメーカーの方に許可を得た上で撮影しています。会場で撮影する際は、必ず事前に許可を得てください。

リバードコーポレーション 様

リバード様の みにぴゅーれには、当団体の保護ハムたちもいつも助けられています。
無添加製品なので、動物さんに安心して食べてもらうことができます。
また、本日から一般の飼い主(エンドユーザー)向けのオンラインストアもオープンしたようです。
小動物商品はオンラインストアにまだ陳列されていませんが、陳列された際はご利用されてみてはいかがでしょうか?

SANKO(三晃商会) 様

ハムスター飼育者/愛好家の方であれば、ご存知のメーカー様です。
既存製品のリニューアルや、新商品が展示されていました。
去年の秋に発売されたルーミィ用の樹脂天井パネル
これがあればルーミィの金網部分で雲梯を防ぐことが可能になりますが、ルーミィ60用のものはまだ存在しておりません。
当団体の保護ハムや、一般の飼い主さんのお宅のハムちゃんがルーミィ60で雲梯する姿をよく見かけるので、需要は非常に高いはず という意見をお伝えしました。
SANKOさんで展開されていたゼリー商品のいくつかが、スムースチャージというスティックペースト状の商品として展開されていくようなので、こちらも目が離せません。

シーズーイシハラ 様

KAMIYUKAという床材でおなじみのシーズーイシハラ様。
KAMIYUKAは埃が舞わず、足腰が弱ったシニアハムちゃんにとって歩きやすい触感なので、当団体の保護ハムたちも愛用しています。
今回はKAMIYUKAに新たなカラーが仲間に加わっていました。
抹茶のような綺麗なグリーンのピスタチオカラーと、消臭効果も期待できる消臭カラーです。
様々なカラーがラインナップされていますが、春はピンクカラーがとてもよく売れるそうです。
きっとみんなお家でお花見させてもらっているのかもしれませんね。
そして、数年前に名刺交換させていただいた方が会社のトップになられており、時の流れを感じてしまいました…

ハイペット 様

ペレット嫌いのハムちゃんでも、まんまスペシャルなら食べてくれる! でおなじみのハイペットさんです。
この春、パッケージがリニューアルされた商品もあれば、『ハムスター・リスのまんま おいしさブレンド』など全く新しい商品も展開されています。
ウチの子がなかなかペレット食べてくれない…という方のために、まんまスペシャルは初めの一歩になってくれるかもしれません。
当団体の保護ハムも、最初はペレットを食べてくれない子もいますが、まんまスペシャルから慣らし始めて、徐々に普通のペレットに切り替える ということを実践することもあるので、大変お世話になっております。
まんまスペシャルを卒業できたら、はむすたーのきわみシリーズにステップアップするのも良いと思います。

マルカン 様

こちらもハムスター飼育者/愛好家の方であれば、ご存知のメーカー様です。
今回はフリーズドライの新商品と、オートミールを使用した新商品が展示および会場で販売されておりました。
店頭で購入するよりもお安くなっているようなので、明日以降で入場される一般の方々もぜひお立ち寄りになってみてはいかがでしょうか?

ドギーマンハヤシ 様

ワンちゃんの会社ロゴが印象的なメーカー様ですが、会場にはそのロゴのワンちゃんの、とても大きなバルーンが展示されており、存在感を一際放ってました。
今回のハムスター用新商品は、カットチキンです。
カットビーフやカットチーズのキューブはドギーマンハヤシさんの既存商品や、他社さんの商品でも見かけますが、カットチキンのキューブはなかなか見かけないかもしれません。
また、既存商品もパッケージがリニューアルされたそうです。(スーパーマンのようなハムちゃんが目印)
底がないタイプのハウスも新商品として展示されていたので、興味のある方は一度どこかで実物を手にとってみられてはいかがでしょうか?

日本ペットフード 様

ハムスターフード ハードタイプを愛用しているゴールデンハムスターは多いのではないでしょうか?
また、ハムスターフード ヘルシープレミアムはジャンガリアンハムスター向きのペレットとして、ペレット初心者ハムにも勧めやすいものです。
以前はリアル調寄りのハムちゃんのイラストが使われたパッケージで長年慣れ親しんできたかと思いますが、実は最近パッケージがとても可愛くリニューアルされています。
これからも永く愛されていく商品の1つだと思います。
『おやつでタンパクプラスシリーズ』は鶏ささみ白身魚がラインナップされていますが、どちらも原材料が100%使われています。
大抵の商品には『繋ぎ』と呼ばれる、肉や魚の商品を上手く塊にするための材料(小麦粉など)が多く使われるのですが、上記商品は繋ぎを極力排除した上で商品化されています。
より多くのたんぱく質や、肉や魚の本来の味をハムちゃんに感じてほしい方には、とても興味深い商品だと思います。

森乳サンワールド 様

森乳サンワールドさんは、私たち人間が飲む牛乳で有名な森永乳業グループが展開するペットブランドです。
一般的な小動物商品としてはペットミルクのみですが、動物病院向けに展開されている商品としてはチューブ・ダイエット スーパーハイカロリー カケシアがあります。
カケシアは一般の店頭には並んでいませんが、動物病院で高齢のハムちゃんやカロリーを上手く摂取できないハムちゃん向けに処方されることも少なくありません。
また、近年は大手のショッピングサイトでも広く流通しています。
このカケシアが小動物の治療にも用いられていることは森乳サンワールドの担当の方も存じ上げておりませんでしたが、救われたハムちゃんも多くいるはずなので、その御礼も兼ねてご挨拶させていただきました。

今回は上記8社のメーカー以外にも小動物・ハムスター用品を取り扱っている海外メーカーの展示ブースがいくつかございました。
インターペットは他の大規模なペット見本市に比べると、小動物用品の取り扱いは行われている印象があるので、各社の小動物用品の新商品に興味のある方は、足を運んでみてはいかがでしょうか?

また、会場には、実際に商品開発を担当されているメーカーの方もブース内におり、いち消費者としての意見を伝えることができる貴重な場かと思います。
当団体のスタッフもそれが目的で本イベントに参加しており、以下のようなことをお伝えしています。
・近年のハムスター飼育者/愛好家の方たちの動向(求められている傾向のある商品など)について
・ハンデを背負ったハムスターや、シニアハムスターにとって、あったら良いと思う用品について
・ハムスターにとってリスクがある商品のリスクの説明と実態(綿が使われている商品の危険性や、その他の飼育用品の事故事例など)について
・実際に使ってみて、とても助かった商品や良かった商品について

以上が、2024年東京会場での簡易レポートになります。


インターペット公式ホームページ

※本イベントには、ペットを同伴することが可能ですが、ハムスターは環境変化に弱い生き物なので、絶対に連れて行かないようにしてください。