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案件番号
230330

■案件概要

第12回 インターペット ASIA PACIFIC』へ当団体がビジネス来場を行い、小動物用品のメーカー担当者の方々と意見交換をいたしました。


インターペットとは

インターペットとは、年に2回、東京と大阪で開催されている日本最大級のペットイベントおよびペット見本市です。
東京開催では2023年3月30日~4月2日までの4日間開催されており、初日の3月30日はビジネスデー(一般の方は入場できない日)になります。
3月31日~4月2日までは一般の方も入場可能な日となっております。
東京開催の会場は例年、東京ビックサイトで行われているようです。

一般的にペット見本市とは、動物の飼育用品の新商品を、各メーカーがブース内で展示および説明、場合によっては販売をしています。
日本で行われるペット見本市の一部には、メーカーが生体を連れてきて展示している場合もありますが、前回および今回のインターペットでは小動物の展示は一切行われておりませんでした。


■展示内容について

インターペットでは家庭で飼育可能な動物全般の飼育用品の展示をしています。
展示ブースの割合的に言うと、犬猫と、その他の動物での比率が8:2くらいの印象を受けました。
しかし、その2割のメーカーはいずれも小動物用の新商品を展示しているので、小動物の飼育者/愛好家の方にとっても一見の価値はあると考えます。
(インターペットの公式ホームページから出展社リストを閲覧し、自身が知っているメーカーが参加予定か事前に確認されるほうが賢明です。会場によっては、小動物用品を取り扱うメーカーの参加数が少ない場合もあります。)


■小動物用品の展示を行っていたメーカー

ここからは、当団体のスタッフが実際に訪れた展示ブースの紹介です。
※いずれの写真も、撮影前にメーカーの方に許可を得た上で撮影しています。会場で撮影する際は、必ず事前に許可を得てください。

リバードコーポレーション 様

リバード様の みにぴゅーれには、当団体の保護ハムたちも大変助けられています。
無添加製品なので、動物さんに安心して食べてもらうことができます。

SANKO(三晃商会) 様

ハムスター飼育者/愛好家の方であれば、ご存知のメーカー様です。
既存製品のリニューアルや、新商品が展示されていました。
また、ルーミィ60を上回るようなプラスチックタイプ(樹脂)の大きなケージの需要については、認識していらっしゃるようです。

シーズーイシハラ 様

シーズーイシハラ様はKAMIYUKAという床材を取り扱っているメーカー様です。
取り扱っているのは床材のみですが、それもそのはず。
シーズーイシハラ様は元々、紙のリサイクルのみを手掛けていたメーカー様だったのです。
そのノウハウを活かす形で、ペット用品(床材やシーツなど)を手掛けることになったそうです。
KAMIYUKAは埃が舞わず、足腰が弱ったシニアハムちゃんにとって歩きやすい触感なので、当団体の保護ハムたちも愛用しています。

イースター 様

ハムスター飼育者/愛好家の方であれば、一度は目にしたことがあるはずのパッケージのペレットを取り扱っているメーカー様です。
有名どころだと、ハムスターセレクションチキンペーストではないでしょうか。
当団体の保護ハム(主にシニアハム)も、チキンペーストには大変お世話になっております。

マルカン 様

こちらもハムスター飼育者/愛好家の方であれば、ご存知のメーカー様です。
クリーンシリーズに新商品が増え、クリーンシリーズの商品も充実してきています。
また、すでに発売済みの商品ですが、クリーンホイールランニングメーター (現在は15~17サイズが存在)は、回し車に走行距離を計測するメーターが備え付けられており、ハムスターが日々にどれだけ走ったのかチェックできるそうです。

ドギーマンハヤシ 様

ワンちゃんの会社ロゴが印象的なメーカー様ですが、小動物用品も販売しています。
近年のハムスター用商品は、FD(フリーズドライ)のマルシェシリーズに注力しており、この春から新しい味のラインナップが追加されたそうです。

今回は上記6社のメーカーでハムスター用品の取り扱いを確認できましたが、前回の開催時は海外メーカーも展示ブースがございました。
東京会場と大阪会場とでは、出店するメーカー数は微妙に異なってくるかと思いますが、他の大規模なペット見本市に比べると、小動物用品の取り扱いは行われている印象があるので、各社の小動物用品の新商品に興味のある方は、足を運んでみてはいかがでしょうか?

また、会場には、実際に商品開発を担当されているメーカーの方もブース内におり、いち消費者としての意見を伝えることができる貴重な場かと思います。
当団体のスタッフもそれが目的で本イベントに参加しており、以下のようなことをお伝えしています。
・近年のハムスター飼育者/愛好家の方たちの動向(求められている傾向のある商品など)について
・ハンデを背負ったハムスターや、シニアハムスターにとって、あったら良いと思う用品について
・ハムスターにとってリスクがある商品のリスクの説明と実態(綿が使われている商品の危険性や、その他の飼育用品の事故事例など)について
・実際に使ってみて、とても助かった商品や良かった商品について

以上が、2023年東京会場での簡易レポートになります。


インターペット公式ホームページ

※本イベントには、ペットを同伴することが可能ですが、ハムスターは環境変化に弱い生き物なので、絶対に連れて行かないようにしてください。