■HAM管理番号
030
以下の基本情報は本ページ作成時のものです。
●○基本情報○●
■仮名
アノワくん
■性別
男の子
■生年月日
2021年02月xx日
■旅立ち
2021年03月25日
■種類
ゴールデンハムスター
■毛色
ノーマル
■出身地
不明
■性格
■食欲
■現在の主食
■便の状態
軟便→下痢
■病歴
■その他状態(毛並み、ケガなどしてないか)
■保護経緯
第三者からの情報提供でホームセンター内のペットショップを調査しました。
通報では足に障害があるキンクマの子ハムがいるとのことでしたが、ハムメディアが調査した際はそのような子は居ませんでした。
しかし、上記のハムスターが居ると思われたケージ内にはゴールデン(ノーマル)とゴールデン(キンクマ)の子ハムが12匹ほどおり、
しばらく同ケージ内を観察していたところ、他のハムスターが折り重なったり、集まって団子になって寝ているのに対し、1匹だけポツンと離れた場所であまり動かない子がいるのに気づきました。
また、体格も他のハムスターより一回り小さく、栄養状態も良くないように見受けられました。
緊急性が高いと判断し、ペットショップ店長およびホームセンターテナント管理者に交渉し、当該ハムスターを保護しました。
ペットショップからスタッフ宅へ到着後、軟便と下痢を起こしていることも判明し、翌朝のエキゾチック専門病院の診療時間まで、通常よりも温かい環境を用意し、ミルクやはちみつなどで脱水症状を防ぎつつ、十分なカロリーが摂取できるよう尽力いたしました。
スタッフ宅では、こちらの動画のようにペットショップに居たときより元気になる予兆が見られました。ペットショップには備えられていなかった山盛りの床材や、回し車、トイレもたどたどしく使っている様子もありました。おトイレの中がとても気に入っていたようで、そこに床材も持ち込んでいました。
しかし、翌朝に様態は急変し、最期はお気に入りのおトイレの中で体力を消耗しながら旅立っていきました。
ハムメディアとしては救えなかった命に直面したのはトロルくん以来ですが、やはりとても無力感に打ちひしがれます。
名無しの子ハムちゃんではきっと皆さんに覚えてもらいづらいと思い、この子にはまだまだ『未知の世界(アンノウンワールド)』があったという意味を込めて、『アノワ』くんという名前を贈り、ハムメディア霊園で埋葬しました。
ペットショップには翌営業日にすぐに電話し、アノワくんが下痢を患いながら亡くなったので、アノワくんが居たケージを早急に点検掃除するように伝えました。
他のハムちゃんたちが細菌感染していないことを祈るばかりです。
アノワくんという尊く小さな命が、たしかにこの世に存在していたことを、少しでも覚えていていただけると幸いです。
※スタッフの家に居たのも一晩だけでしたので、皆様にお見せできるアノワくんは動画1つと、その動画のスクリーンショットしかありません。
■保護日
2021年3月24日
●○お世話情報○●
■この子のいるエリア
千葉県
■現在の居住状態
床材:ごきげん快適マット
給水器:置型(ハッピーサーバー)
回し車:サイレントホイール15
巣箱:陶器製
ごはん皿:陶器製
トイレ:SANKO ドワーフハムスターの快適トイレ
ケージ:ルーミィ
■特記事項(生活スタイル、リズムなど)
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