You are currently viewing 東京都板橋区のペットショップで保護と飼育環境の改善を申し入れました
  • 投稿カテゴリー:活動実績

案件番号
220405

■案件概要
第三者からの情報提供を受け、ペットショップを現地調査。
毛並みの悪いハムスターが複数おり、展示されているハムスターへの飼育用品が不足していた。


ショップでの居住状態

室温:
・室内展示で適温。

ケージ:
・子ハム以外は1ケージ1匹の暮らしができている。
・小さな虫かごなど窮屈な暮らしをしているハムスターはいない。

回し車:
・回し車が設置されていない。

巣箱(ハウス):
・ハウスが設置されていない。

給水器:
・すべてのケージに給水器が設置されており、清潔な状態。

衛生面:
・とくに問題なし。清潔に保たれている。


■ハムスターの状態

・一部の子が激しい脱毛を起こしていた。(元々ショップにおり、展示されていた子たち)

・目が開けられず、日に日に弱っている子がいた(一般の方がショップに持ち込み、バックヤードで安静にしていた子)→とろくん(HAM082)


■その他の情報

レスキュー有無:
当団体としては以下の5匹を保護しました。
たんぷくん(HAM078)・ふゆりくん(HAM079)・あんずちゃん(HAM080)・ねおくん(HAM081)・とろくん(HAM082)

通報有無

すでに複数の方が、ペットショップが入っているテナント管理者にクレームおよび通報を行い、その内容を受けてペットショップ側でも不足している用品を設置するなど自浄作用を行っていました。
店舗の予算などの兼ね合いで、すぐにはすべてのケージに用品を補充することができなかったため、一部の用品はハムメディアから寄贈させていただきました。
3つほどのケージはフタがないタイプのケージだったので、その状態で回し車を設置すると脱走のリスクがあったため、フタが届くまでは設置を見送りました。
ほぼすべてのハムスターに必要な用品が行き渡りました。

今回の経緯

2022/3/17:第三者の方より情報提供を受ける。
2022/3/18:ハムメディアスタッフが現地調査を行い、ほぼすべてのケージにおいて備品が不足していることと、脱毛のあるハムスターを保護。
2022/3/19:当日は不在だった店長様より後日お電話をいただき、保護したハムちゃんたちの脱毛の経緯などをヒアリングする。また、飼育用品の不足や不適切なケージについてもハムメディアから直接お伝えし、改善の善処をお約束いただく。店長様が保護したハムちゃんたちの様態を心配されていたので、通院して諸々の検査結果が出た後に再度お電話することをハムメディアが約束する。
2022/4/3:脱毛していた子たちの検査結果が出たので、原因などをお電話で店長様に伝える。その話の中で、店舗のお客様から引き取ることになったハムスターが店舗バックヤードに半年以上前からおり、最近症状が重くなっているので、ハムメディアで保護してもらえないか相談を受ける。
2022/4/5:ハムメディアのスタッフが再び店舗を訪れ、展示環境が改善されつつあることを確認する。また、ハムメディアからハウスと回し車を複数寄贈する。店舗バックヤードにいたハムちゃんを保護し、その足であらかじめ予約していた動物病院で診察および治療を受ける。

店舗としては、限られた予算の中で体調が良くないハムスターたちのために最善の努力をしてくださってました。
この店舗の小動物担当の方はハムスターの飼育経験もあり、保護したハムちゃんたちも人に怯えることがなかったので、日頃から愛情を持ってお世話してくださっていたのだと感じました。
大手チェーン店のペットショップは専属の獣医師がおり、予算の規模も小規模なペットショップとは比になりません。
ハムメディアがショップから保護する際も小規模なショップから保護する傾向が高いため、今後もハムスターのために環境改善を依頼しつつ、改善のために助力できることは可能な範囲で協力して参ります。
また、こういった小規模なペットショップは、一般の飼い主さんから飼育用品の寄付も受け付けていることが多いので、もしご自身で気になるペットショップがあり、飼育用品が余っているようであれば、飼育用品を寄付する という選択肢も視野に入れてみてあげてください。



店舗情報
店名:改善済みため伏せさせていただきます
住所:東京都板橋区
TEL:改善済みのため伏せさせていただきます
営業時間:改善済みのため伏せさせていただきます
駐車場:なし
その他:


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